室生寺 金堂
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正式名称/別称 | むろうじ こんどう
室生寺 金堂 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:整地基壇(コンクリート、石垣)
懸造り部:木造 桁行五間 梁間一間 貫一段 束柱12本
上屋部:木造 寄棟造り縋破風付 こけら葺き 桁行五間 梁間五間 勾欄付廻縁 |
文化的価値 ★★★★★ | 国宝
平安時代初期 建立
寛文12(1672)年 大改修
明治40(1907)年 解体修理 |
宗教的価値 ★★★★★ | 本尊:釈迦如来(国宝)、薬師如来(重要文化財)、地蔵菩薩(重要文化財)、文殊菩薩(重要文化財)、十一面観音菩薩(国宝)、十二神将(重要文化財) |
秘境度 ★★★★☆ | 山道なし 石段あり
〒633-0421
奈良県宇陀市室生区室生
近鉄大阪線大野口室生駅よりバス約15分 |
眺望 ★★☆☆☆ | 南面よりほぼ三面、境内の文殊堂、天神社などが見渡せる |
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「女人高野」としてその名を広く知られる古刹・室生寺(むろうじ)は、奈良県東部のひっそりとした山あいにあった。山の斜面に展開する境内には美しい五重塔をはじめ、多くの歴史ある堂宇が点在し、そのうち金堂(こんどう)と奥の院位牌堂(いはいどう)の二つは見事な懸造り建築だった。
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境内に入り、最初の石段(鎧坂)を登りきると、国宝の金堂が姿を見せた
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規模は小さいけど、ちゃんとした懸造り!
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金堂の廻縁から眺めた弥勒堂(重要文化財)
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ちょうど特別拝観の時期で、内陣にずらりと並んだ古い仏像群を拝めた
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山の斜面に沿った境内には、第一級文化財の建築物や仏像がずらりと並ぶ
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屋外にある五重塔の中では日本最小だが、可憐な姿が印象的
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室生寺 奥の院位牌堂
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正式名称/別称 | むろうじ おくのいん いはいどう/じょうとうどう/こんごうでん
室生寺 奥の院 位牌堂/常燈堂/金剛殿 |
規模 ★★★★☆ | 斜面部:整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行八間 梁間三間 貫三段
上屋部:木造 寄棟造り 銅板葺き 桁行五間 梁間三間 勾欄付廻縁 |
文化的価値 ★☆☆☆☆ | 昭和10(1935)年 建立 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 奥の院には、弘法大師空海ゆかりの御影堂もある |
秘境度 ★★★★★ | 天然記念物「暖地性シダ群落」
山道あり 石段あり
金堂より徒歩約40分 |
眺望 ★☆☆☆☆ | 南面よりほぼ三面、目の前の杉林ぐらいしか見えない |
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五重塔から奥の院へ続く道は、険しい石段がつづいていた
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石段も終盤に近づくと、目の前に懸造りのお堂、位牌堂が見えてきた!
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まるで、森の中の巨大なジャングルジムのよう
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内部から見た迫力ある懸造り!
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長かった石段を昇りきると、ようやく奥の院にたどり着いた
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廻縁の目の前には、巨大な杉の木が立ちはだかる
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, SEP. 2009
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