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北関東の懸造りめぐりで、茨城県の次に栃木県へ突入した。栃木市の西部にある出流山満願寺(いづるさんまんがんじ)を目指したのだが、途中、山肌がむき出しになったところに大規模な石灰工場が密集していて、巨大なダンプカーの往来が激しい道を通っていった。本当にこんなところにお寺があるのかな〜?と、少々怪しく感じ始めた頃、工場地帯を抜けた山間部に、ひっそりと仁王門が見えてきた。 | ||||||||||||||||||
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日本の懸造りの起源は、観音信仰の浄土と伝えられる南インドの急峻な補陀洛山(ふだらくさん)に立つ大悲閣だという。そう考えると、この奥之院は絶壁の洞窟の中に観音様を発見し、それを祀るように建てられたのならば、懸造りを訪れたときにいつも感じる「なんでこんなところに建てたの?」という疑問は、なるほど!と納得させられる。 |