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法性寺 観音堂
法性寺 観音堂
正式名称/別称はんにゃさん ほうしょうじ かんのんどう/はんにゃどう
般若山 法性寺 観音堂/般若堂
規模 ★★★☆☆斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 桁行六間 梁間六間 貫二段 懸崖型
上屋部:木造 宝形造り 桁行三間 梁間三間 勾欄付廻縁 土足禁止
文化的価値 ★★☆☆☆小鹿野町指定有形文化財
宝永4(1707)年 建立
宗教的価値 ★★★★☆本尊:聖観世音菩薩/お船観音
秩父三十四観音札所(霊場) 第三十二番
秘境度 ★★★★☆山道あり 石段あり
埼玉県秩父郡小鹿野町般若2661
眺望 ★☆☆☆☆南面(正面)よりほぼ三面、境内の杉林などが見渡せる
西国三十三、坂東三十三とあわせて百観音とも数えられる秩父三十四観音霊場は、埼玉県西部の山間部の狭い地域に寺院が集中していて、札所めぐりとして人気があるようだ。そんな観音霊場の中にも二つの懸造りがあることを知って出かけた。第三十二番札所の「お船観音」とも呼ばれる法性寺(ほうしょうじ)の観音堂は、断崖絶壁の真下に建てられた懸造りだった。
PHOTO BY OLYMPUS E-620
MAY 2010
法性寺 観音堂1
鐘楼も兼ねている法性寺の山門
ただし、左右の仁王像は修復中で中は空っぽだった
法性寺 観音堂2
本堂の脇を過ぎて観音堂へ向かうと、目の前に苔むした奇岩の群れが姿を現した!
自然の岩を削ったままの石段が、いい雰囲気を醸し出している
法性寺 観音堂3
石段を昇りつめると、巨大な杉の木の間から、ようやく観音堂が見えてきた
法性寺 観音堂4
懸造りの正面の石段を更に昇って回り込み、舞台の上へ上がった
法性寺 観音堂5
観音堂は四方が吹き抜けで、どこからでも緑の林が眺められ、開放感ある空間になっている
法性寺 観音堂6
正面からは全く気づかなかったけど、観音堂の裏手には絶壁の空間を巧みに利用して、お地蔵様を祀った小さな祠があった
法性寺 観音堂7
オーバーハングした崖で岩屋になっていて、観音堂の屋根の一部はその下へ見事に潜り込んでいた
ふと天井の岩に目をやると、巨大なスズメバチの巣がぶら下がっていた
法性寺 観音堂8
懸造りの上と下
両方ともその先まで見通せたのは、相当めずらしい!