岩井堂観世音御堂
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正式名称/別称 | いわいどうかんぜおんみどう
岩井堂観世音御堂 |
規模 ★★☆☆☆ | 斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 朱塗り 桁行六間 梁間三間 貫四段 懸崖型 外側階段あり(鉄製、二つ)
上屋部:木造 銅板葺き 桁行三間 梁間三間 勾欄付廻縁 |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 渋川市指定重要文化財
延久5(1073)年 創建
観応元(1350)年 再興
天正年間 建立(再建?)
享保年間(1716〜1736) 再建
大正3(1914)年 大改修 |
宗教的価値 ★★★☆☆ | 本尊:聖観世音菩薩
吾妻三十三観音札所(霊場) 第一番 |
秘境度 ★★☆☆☆ | 山道なし 石段なし
群馬県渋川市村上13
JR吾妻線小野上温泉駅から徒歩約10分 |
眺望 ★☆☆☆☆ | 南面(正面)よりほぼ三面、目の前の国道353号やドライブインが見渡せる |
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群馬県西部を流れる吾妻川に沿った国道353号線(長野街道)を行くと、巨大な岩山に面した岩井洞というドライブインがある。道路を挟んだその対面で、断崖絶壁の下に隠れるようにあるのが岩井堂観世音御堂(いわいどうかんぜおんみどう)だ。ここに懸造りのお堂があると知らなければ、あっという間に前を通過してしまいそうな場所だが、意外にも歴史は古く、郷土に根付いた信仰心を垣間見ることができた。
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観光バスも立ち寄るドライブインの目の前の木立の中に、
ひっそりと懸造りがたたずんでいた
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お堂の屋根は、ほとんど崖の中へめり込んでいて、
どうやって建てたのかが、とても謎だ
岩で押しつぶされているんじゃないか?という気もしてきた...
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脇の階段を使って登った舞台の上からは、
もちろん車の往来が激しい道路とドライブインが見えた
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別の階段を降りた先のお堂の裏手には、もう少し洞窟が広がっていて、
小さな石仏がたくさん並んでいた
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, MAY 2010
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