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赤和観音
赤和観音
正式名称/別称おおいわさん あかわかんぜおん
大巖山 赤和観世音
規模 ★★★☆☆斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行四間 梁間三間 貫四段 懸崖型
上屋部:木造 入母屋造り 赤トタン葺き 桁行一間 梁間三間 勾欄付廻縁 鉄製勾欄あり
文化的価値 ★★☆☆☆文亀元(1501)年 創建
元禄15(1702)年 再建
明治19(1886)年 再建
昭和34(1959)年 屋根葺き替え(茅葺き→トタン)
宗教的価値 ★★★☆☆本尊:赤和正観世音菩薩
開基:了誉
秘境度 ★★★★☆山道あり 石段あり
長野県上高井郡高山村大字高井鬼岩7607-2
眺望 ★★★☆☆南面よりほぼ三面、高山村の山々が見渡せる
回、正月に実家のある長野に帰省した際に、訪れてみようと思ったが、大雪のため断念していた、赤和観音(あかわかんのん)。今回、ついに念願かなって、懸造りの上まであがることができた。思っていたよりも険しい岩の斜面に、御神木となっている大杉やいくつもの石仏もあった。山奥の集落の外れの観音堂だが、庶民の信仰に守られているという感じがした。
PHOTO BY OLYMPUS E-620
SEP. 2010
赤和観音1
春にはしだれ桜を見に、多くの観光客が押し寄せる赤和観音
コスモス越しに見上げる断崖の上の観音堂も、なかなかのものだ
赤和観音2
あまり整ってはいないが、時代を感じさせる石段を一歩一歩登っていく
赤和観音3
巨大な岩が見え始めた山の斜面に、ついに姿を見せた赤和観音
斜面が急で平坦な場所がなく、こんな真下から見上げるぐらいしかできない
赤和観音4
わざと焦がしたのか、黒く炭のようにもなった木材を、直接岩の上に組み上げている
他の懸造りと見比べても、ここの柱はかなり細く、これで大丈夫なのか?と思えてきてしまう
しかも曲がったままの柱を、縦横自在に使っているところも、またスゴイ
赤和観音5
じつはこの場所は人里に鹿や熊、猪を侵入させないための柵の外側(山側)にある
だから、秋のこの季節の参詣はちょっと危険だったのだ
赤和観音6
観音堂の中から、周りの山々を見下ろした眺め
堂宇はなかなか綺麗に作られているのだが、もともとある勾欄が低すぎるのか、内側にもう一つ鉄製の勾欄が付けられている
転落防止には一役買っているが、どうせなら木造にしてほしかったところだ
赤和観音7
山の斜面の横から見た観音堂
本当にかなりの急傾斜地!
赤和観音8
いつもいつも思うけど、よくぞこんなところに建てたものだと、昔の人の情熱とパワーにはつくづく敬服させられる