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春にはしだれ桜を見に、多くの観光客が押し寄せる赤和観音
コスモス越しに見上げる断崖の上の観音堂も、なかなかのものだ
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あまり整ってはいないが、時代を感じさせる石段を一歩一歩登っていく
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巨大な岩が見え始めた山の斜面に、ついに姿を見せた赤和観音
斜面が急で平坦な場所がなく、こんな真下から見上げるぐらいしかできない
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わざと焦がしたのか、黒く炭のようにもなった木材を、直接岩の上に組み上げている
他の懸造りと見比べても、ここの柱はかなり細く、これで大丈夫なのか?と思えてきてしまう
しかも曲がったままの柱を、縦横自在に使っているところも、またスゴイ
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じつはこの場所は人里に鹿や熊、猪を侵入させないための柵の外側(山側)にある
だから、秋のこの季節の参詣はちょっと危険だったのだ
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観音堂の中から、周りの山々を見下ろした眺め
堂宇はなかなか綺麗に作られているのだが、もともとある勾欄が低すぎるのか、
内側にもう一つ鉄製の勾欄が付けられている
転落防止には一役買っているが、どうせなら木造にしてほしかったところだ
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山の斜面の横から見た観音堂
本当にかなりの急傾斜地!
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いつもいつも思うけど、よくぞこんなところに建てたものだと、
昔の人の情熱とパワーにはつくづく敬服させられる
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, SEP. 2010
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