日龍峯寺 本堂
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正式名称/別称 | だいにちさん にちりゅうぶじ ほんどう/たかさわかんのん
大日山 日龍峯寺 本堂/高澤観音 |
規模 ★★★★☆ | 斜面部:整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行五間 梁間四間 貫三段 筋交あり 外側階段あり(木製、屋根付)
上屋部:木造 入母屋造り 檜皮葺き 桁行五間 梁間五間 勾欄付廻縁 |
文化的価値 ★★★☆☆ | 岐阜県指定重要文化財
関市指定文化財
鎌倉時代建立
応仁の乱で焼失
寛文11(1672)年 再建
昭和51(1976)年 改修
平成12(2000)年 解体修理 |
宗教的価値 ★★★☆☆ | 本尊:千手千眼観世音菩薩
美濃西国三十三観音札所(霊場) 第一番
東海百観音 第三十四番
中濃八十八ヶ所札所 第六十一番
準清水系 |
秘境度 ★★★★☆ | 関市指定天然記念物「千本桧」
山道なし 石段あり
〒501-3251
岐阜県関市下之保4560 |
眺望 ★★★☆☆ | 南面よりほぼ三面、境内にある千本桧などが見渡せる |
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岐阜県の懸造りめぐり最大の目的地が、ここ日龍峯寺(にちりゅうぶじ)だった。東海環状自動車道の富加関ICを降りて県道を進み、「高澤観音」「美濃の清水」という案内板が出たところを左折すると、みるみる細い山道になっていった。もし、対向車が来たものなら、お互い相当バックしながらすれ違いスペースを探さないとならないだろう、と思いながら運転していたのだが、運よくそんな必要も無く、なんとかお寺の駐車場までたどり着けた。
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駐車場から境内に入ると、いくつかの堂宇が見えてくるが、
最も存在感を放っていたのがこの多宝塔
鎌倉時代の建立で、重要文化財に指定されている
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懸造りの本堂と籠堂(こもりどう)が並んで、石段の上に立っていた
懸造りが複数存在する寺院はいくつかあるが、ここまで綺麗に並ぶのは珍しい
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本堂や多宝塔も含め堂宇のほとんどは、鎌倉幕府北条政子の寄進によるものらしい
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立派な柱が入り組んだ、本堂懸造りの内側
何本もの筋交も入っている
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本堂には多くの信者が奉納した額や絵が掛けられていた
このお寺で飼われているのか、境内を散歩していた猫も本堂の上まで登ってきていた
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本堂左手には、なかなか立派な屋根付き階段もあった
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日龍峯寺 籠堂
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正式名称/別称 | だいにちさん にちりゅうぶじ こもりどう
大日山 日龍峯寺 籠堂 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行三間 梁間二間 貫二段 懸崖型 外側階段あり(木製)
上屋部:木造 切妻造り 桟瓦葺き 桁行九間 梁間四間 勾欄付廻縁 |
文化的価値 ★★★☆☆ | 岐阜県指定重要文化財
文化3(1806)年 建立
平成16(2004)年 改修 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 信者が修行、寝泊りする場所 |
秘境度 ★★★★☆ | 山道なし 石段あり
〒501-3251
岐阜県関市下之保4560 |
眺望 ★★★☆☆ | 南面よりほぼ三面、境内にある水車や千本桧などが見渡せる |
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