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上醍醐寺
清瀧宮拝殿

上醍醐寺 清瀧宮拝殿
正式名称/別称みゆきさん だいごじ せいりゅうぐうはいでん
深雪山 醍醐寺 清瀧宮拝殿
規模
★★★☆☆
斜面部:整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行九間 梁間一間 貫三段 漆喰壁付
上屋部:木造 入母屋造り縋破風軒唐破風付 檜皮葺き 桁行七間 梁間三間 勾欄付廻縁 土足禁止
文化的価値
★★★★★
世界文化遺産「古都京都の文化財」
国宝
日本遺産
寛治2(1088)年 建立
永享6(1434)年 再建
宗教的価値
★★★☆☆
祭神:清瀧権現
秘境度
★★★★★
山道あり 石段あり
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
眺望
★☆☆☆☆
東南面よりほぼ三面、境内にある寺務所などが見下ろせる
京都市の南東の端にある醍醐寺(だいごじ)は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な名刹。醍醐山の麓の平坦な土地には世界遺産や国宝の建造物群が並ぶが、それとは対称的に険しい山中には、修験道にも繋がる山上伽藍が広がる。そんな上醍醐には二つの懸造りがあった。
上醍醐寺1
五重塔の脇を進んで上醍醐への入山口を抜けると、 そこから先はすっかり山道になる
上醍醐寺2
1時間ほど登り詰めると山中に寺務所が見えてきて、 その斜面の上に懸造りの清瀧宮拝殿(せいりゅうぐうはいでん)が姿を現す
上醍醐寺3
パッと見は標準的な寺院建築の堂宇にも見えるのだが...
上醍醐寺4
細部はなかなか凝った造りになっていて、 気品や落ち着いた雰囲気も感じられるのが、さすが国宝といったところか
上醍醐寺5
この下の懸造り部にまで、漆喰の壁が見られるのは珍しい
上醍醐寺6
山頂へ向かう山道の途中からは、清瀧宮本殿(せいりゅうぐうほんでん)も見えた

上醍醐寺
如意輪堂

上醍醐寺 如意輪堂
正式名称/別称みゆきさん だいごじ にょいりんどう
深雪山 醍醐寺 如意輪堂
規模
★★★☆☆
斜面部:整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行四間 梁間二間 貫三段
上屋部:木造 入母屋造り こけら葺き 桁行五間 梁間三間 勾欄付廻縁
文化的価値
★★★★★
世界文化遺産「古都京都の文化財」
重要文化財
日本遺産
創建年代不明
慶長11(1616)年 再建
宗教的価値
★★★★☆
本尊:如意輪観世音菩薩
秘境度
★★★★★
山道あり 石段あり
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
眺望
★★★★★
南面(正面)よりほぼ三面、大阪方面などが広く見渡せる
京都市の南東の端にある醍醐寺(だいごじ)は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な名刹。醍醐山の麓の平坦な土地には世界遺産や国宝の建造物群が並ぶが、それとは対称的に険しい山中には、修験道にも繋がる山上伽藍が広がる。そんな上醍醐には二つの懸造りがあった。
上醍醐寺7
清瀧宮拝殿の先から延びる九十九折の道を進んで、 山頂に近づいたところで左に折れると、突然、懸造りの建物が見える
上醍醐寺8
全体的に黒みがかった木材で建てられている如意輪堂(にょいりんどう)
上醍醐寺9
お堂の下には小さな門があったのだが、 特に立入禁止とも注意されていなかったので、中に入ってみた
上醍醐寺10
如意輪堂の隣に見えるのは、開山堂(かいざんどう)
上醍醐寺11
廻縁からは大阪方面まで見渡せて、とても気持ちいい
上醍醐寺12
この場所が醍醐山の山頂と書いてあったので、 つまり懸造りの如意輪堂はこの山の最高点ということだ
PHOTO BY OLYMPUS E-620, SEP. 2011