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鷹栖観音堂
鷹栖観音堂
正式名称/別称たかすさん かんのんじ おくのいん
鷹栖山 観音寺 奥の院
規模 ★★☆☆☆斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 桁行三間 梁間なし 貫二段 懸崖型
上屋部:木造 入母屋造り 銅板葺き? 桁行三間 梁間三間 勾欄付廻縁 土足禁止
文化的価値 ★★☆☆☆宇佐市指定史跡
大宝〜養老年間 建立
文化文政年間(1804〜1830) 再建
宗教的価値 ★★☆☆☆本尊:知恵観音
開基:法蓮
宇佐市指定無形民俗文化財「鷹栖観音の鬼会」
秘境度 ★★★☆☆宇佐市立鷹栖つり橋公園
山道なし 石段あり つり橋あり
〒873-0356
大分県宇佐市大字山本1910
眺望 ★★☆☆☆東面(正面)よりほぼ三面、駅館川やつり橋などが見渡せる
佐別府道路の宇佐IC近く、東を流れる駅館川(やっかんがわ)に、一際目立ったつり橋が架かっている。なんでこんなところに、こんなつり橋が!と不思議に思えるような立地だが、東側から橋を渡った対岸は断崖絶壁の名勝で、その崖の中腹に投げ込まれたような鷹栖観音堂(たかすかんのんどう)も、橋の上からよく見える。
PHOTO BY OLYMPUS E-620
NOV. 2011
鷹栖観音堂1
百間岩(ひゃっけんいわ)に向かって飛び立つ鷹の姿をイメージしたというつり橋
鷹栖観音堂2
ここにもあった仁王石像
変わった顔が面白い
鷹栖観音堂3
仁王像の間の石段を昇ると姿を見せる鷹栖観音堂
木々が生い茂りすぎて、ここまで近づいても全貌がよくわからない
鷹栖観音堂4
お堂に入る直前は、頭上の岩を上手くかわして行かないと!
鷹栖観音堂5
お堂の真下、崖の内側を覗き込む
ここも梁のない懸造りだ
鷹栖観音堂6
廻縁はギリギリ歩けるぐらいの狭さで、しかも床板の隙間から下が見える
鷹栖観音堂7
目の前の木々や崖から垂れ下がったツル植物に覆われて眺望はあまりよくないが、駅館川やその先の田園風景が味わえる
鷹栖観音堂8
対岸からも辛うじて望める鷹栖観音堂
毎年正月には、駅館川をふんどし姿で渡る鬼会(おにえ)という祭事も行われる
古文書・古画に見る懸造り
鷹栖観音堂・水墨画

『蓑虫山人絵日記 鷹巣山十景』 (部分拡大)

水墨画?
蓑虫山人(土岐源吾) 画
元治元(1864)年 描画

江戸時代末期、この地を訪れた蓑虫山人(みのむしさんじん)という旅絵師が描き残したもので、鷹栖つり橋のたもとに立てられた案内板に載っていた。この中国の山奥にある名勝のような雰囲気がとても良い。ここでは「大悲閣楼」と紹介されている鷹栖観音堂だが、屋根の形が現在とわずかに異なり、かつては軒唐破風があったと思われる。