日吉大社 三宮
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正式名称/別称 | ひよしたいしゃ せっしゃさんのみやじんじゃほんでんおよびはいでん
日吉大社 摂社三宮神社本殿及び拝殿 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:自然懸崖+一部整地基壇(石垣) 巨石あり
懸造り部:木造 桁行五間 梁間三間 貫三段 懸崖型 外側階段あり(木製)
上屋部:木造 三間社流造り 檜皮葺き(本殿)、入母屋造り軒唐破風付 檜皮葺き 桁行四間 梁間五間(拝殿)、共に立入禁止 |
文化的価値 ★★★★☆ | 重要文化財 慶長4(1599)年 建立 |
宗教的価値 ★★★★☆ | 祭神:鴨玉依姫神荒魂 |
秘境度 ★★★★☆ | 山道あり 石段あり 〒520-0113 滋賀県大津市坂本5-1-1 京阪石山坂本線坂本駅より徒歩約10分で境内へ、更に遥拝所から徒歩約30分 |
眺望 ★★★★★ | 東面よりほぼ三面、琵琶湖と湖西地方が見渡せる |
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滋賀県大津市近郊の懸造りめぐりのため、東京駅から出発しようとしたら、なんと火事で新幹線がストップ。大幅に遅れてなんとか一つ目のスポット、日吉大社(ひよしたいしゃ)にたどり着けたものの、日暮れ間近だったので、他の社殿には目もくれず、大急ぎで目的の奥宮を回った。
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境内にある三宮(さんのみや)と牛尾宮(うしおぐう)の遥拝所(ようはいじょ)
この石段の先に奥宮がある
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八王子山の山頂部にある懸造りを目指して、約30分ほど山道を登る
整備されてはいるが意外と急斜面で、すぐに息が切れた
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山道の途中で何度か見えた琵琶湖の景色や、
木々の間から顔を出したツインの懸造りを目の当たりにすると、
疲れも一気に吹き飛んだ
向かって左側が三宮、右側が牛尾宮
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どちらも懸造りと上屋が黒々とした木造建築で、時代を感じさせる
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三宮は北東側の角が何故か欠けて、八角形のようになっているのが面白い
他ではなかなかお目にかかれない味わいがある
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三宮も牛尾宮も廻縁がないのが特徴的だ
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日吉大社 牛尾宮
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正式名称/別称 | ひよしたいしゃ せっしゃうしおじんじゃほんでんおよびはいでん
日吉大社 摂社牛尾神社本殿及び拝殿 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:自然懸崖+一部整地基壇(石垣) 巨石あり
懸造り部:木造 桁行五間 梁間八間 貫五段 懸崖型
上屋部:木造 三間社流造り 檜皮葺き(本殿)、入母屋造り軒唐破風付 檜皮葺き 桁行五間 梁間五間(拝殿)、共に立入禁止 |
文化的価値 ★★★★☆ | 重要文化財 文禄4(1595)年 建立 |
宗教的価値 ★★★★☆ | 祭神:大山咋神荒魂 |
秘境度 ★★★★☆ | 山道あり 石段あり 〒520-0113 滋賀県大津市坂本5-1-1 京阪石山坂本線坂本駅より徒歩約10分で境内へ、更に遥拝所から徒歩約30分 |
眺望 ★★★★★ | 東面よりほぼ三面、琵琶湖と湖西地方が見渡せる |
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二つの社殿に挟まれるように中央に石段があり、
その突き当りには高さ10mほどの巨石がある
これが日吉大社の始まりといわれる金大巌(こがねのおおいわ)
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向かい合った軒唐破風がそれぞれの社殿の入口になってはいるのだが、
立入禁止なのがとても残念
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ここまでシンメトリーな懸造りは他にない
双方をよく見比べると、わずかな違いも発見できて、それがまた楽しい
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日もすっかり暮れてしまったが、琵琶湖の眺めはたっぷり堪能できた
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, JAN. 2014
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