弁天窟
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正式名称/別称 | べんてんくつ/ばんりゅうくつ
弁天窟/蟠龍窟 |
規模 ★★☆☆☆ | 斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 黒塗り 桁行四間 梁間なし 貫なし 懸崖型
上屋部:木造 朱塗り 入母屋造り トタン葺き 桁行三間 梁間二間 立入禁止 |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 永正年間(1504〜1520) 創建 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 本尊:弁財天 |
秘境度 ★★★★☆ | 山道なし 石段なし 橋あり(二つ、立入禁止)
〒384-2202
長野県佐久市望月1662 |
眺望 ★★★☆☆ | 西面(正面)よりほぼ三面、目の前の鹿曲川が見渡せるのだろう |
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中山道六十九次の第二十五番目の宿場町が、長野県佐久市にある望月宿(もちづきしゅく)。
近くを流れる鹿曲川(かくまがわ)に面した断崖絶壁に、弁天窟(べんてんくつ)と豊川稲荷神社(とよかわいなりじんじゃ)の二つの懸造りがある。
どちらも繋がりがある建物でもないのだが、上下に近接しているというケースはとても珍しい。
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かつての宿場町の面影が残る町並み
GWだけど、あまり賑わっていなかった...
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望月橋からの眺め
断崖の下に弁天窟、その上に豊川稲荷神社も見える
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鹿曲川に臨む崖にめり込むように建てられた弁天窟
老朽化がひどいらしく、ここから先の橋も含めて立入禁止だった
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橋のたもとの岩に、月や太陽のマークが刻まれているが意味は不明
右の石段を登ると豊川稲荷神社に着く
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豊川稲荷神社
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正式名称/別称 | とよかわいなりじんじゃ
豊川稲荷神社 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 黒塗り 桁行三間 梁間六間 貫二段 筋交あり 懸崖型
上屋部:木造 朱塗り 入母屋造り唐破風付 桟瓦葺き 桁行三間 梁間六間 |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 創建年代不明
昭和28(1953)年 改修
平成元(1989)年 改修 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 祭神:荼枳尼天 ※荼は正確には、「託」の言を口に変えた字
稲荷系 |
秘境度 ★★★★☆ | 山道なし 石段あり
〒384-2202
長野県佐久市望月1662 |
眺望 ★★☆☆☆ | 西面よりほぼ三面、目の前の林と望月宿の町並みが見渡せる |
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内部はなかなか広く、二面が吹き抜けになっている
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お稲荷様らしく、たくさんの狐も祭られている奥殿
愛知県の本家豊川稲荷は正確には仏教寺院だが、
ここは一応「神社」という通称なので、まだ神社に分類しておく
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新緑の木々も生い茂っているが、その隙間から望月宿も見下ろせた
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社殿内部からは見えなかったが、下の崖側に回り込むと、
黒塗りの立派な懸造りがあった
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, MAY 2016
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