春日百番観音 岩谷堂
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正式名称/別称 | かすがひゃくばんかんのん/いりしんまちひゃくばんかんのん いわやどう
春日百番観音/入新町百番観音 岩谷堂 |
規模 ★☆☆☆☆ | 斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:鉄骨造
上屋部:鉄骨造 入母屋造り トタン葺き |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 佐久市指定有形文化財(石仏群) 寛永6(1629)年 開基
明治初年頃 創建
明治39(1906)年 改修
昭和9(1934)年 改修
昭和49(1974)年 鉄骨建替 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 本尊:馬頭観世音菩薩
春日百番観音/入新町百番観音 |
秘境度 ★★★★☆ | 山道あり 石段あり
〒384-2205
長野県佐久市春日入新町 |
眺望 ★★★☆☆ | 東面(正面)よりほぼ三面、長閑な田園風景が見渡せる |
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佐久市の望月地域は「石仏の里」と呼ばれ、古くから道端や畑の傍らなどに、道祖神をはじめとする数多くの石仏が立てられていて、熱心な庶民信仰を目の当たりにすることができる。なだらかな蓼科山麓に開けた田園地帯を見守るように、春日百番観音(かすがひゃくばんかんのん)という石仏群があった。
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入新町公民館の南側、石仏群の案内看板がまとめて立てられているところから、
参道がはじまっていた
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あまり人が分け入っていないと思われる雑草に覆われた山の斜面を進むと、
すぐに岩谷堂が姿を現した
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近年、鉄骨で建て替えられた小さなお堂で、床や壁がベニヤ合板だったのは、
少々風情がなかったが、緑一面の美しい眺望を楽しめたのがせめてもの救いだ
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少し遠くから仰ぎ見ると、絶壁のくぼみに建てられた小堂の雰囲気から、
投入堂を彷彿とさせるものを感じた
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, MAY 2016
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昔は木造の懸造りだったのだろうから、それを復興すれば素晴らしい文化財、観光資源になると思った。でも、この長閑で美しい風景は荒らされて欲しくないけどね...
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