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仙台城
懸造跡

仙台城 懸造跡
※復元CG
正式名称/別称せんだいじょう/あおばじょう かけづくりあと
仙台城/青葉城 懸造跡
規模
☆☆☆☆☆
※「仙台城及び江戸上屋敷主要建物姿絵図」と安永4(1775)年の記録より、当時の様子を以下に記述
斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行十間 梁間不明 貫五段 懸崖型
上屋部:木造 数寄屋風書院造り唐破風付 長さ九間半(約19m) 横三間(約6m)
文化的価値
☆☆☆☆☆
国指定史跡
日本遺産
慶長年間(1600〜1610年頃) 築城
明治初頭 破却、取り壊し
宗教的価値
☆☆☆☆☆
なし
秘境度
☆☆☆☆☆
山道なし 石段あり
〒980-0862
宮城県仙台市青葉区川内
仙台市営地下鉄東西線国際センター駅より徒歩約15分
眺望
☆☆☆☆☆
東面よりほぼ三面、眼下を流れる広瀬川と仙台城下を見渡せたのだろう
伊達政宗が築城した仙台城(せんだいじょう)の本丸に懸造りがあったといわれている。現在は、石垣や礎石しか残っていないが、古図や資料館の再現CGで往時の姿を偲ぶことができる。仙台に入る前に、伊達氏の居城だった米沢城の庭園にも「御かけつくり」という建物があったらしく、伊達氏が好んだ建築様式のようだが、現在、宮城県内には懸造りがほとんど見られないのが残念なところだ。
仙台城 懸造跡1
大手門跡から登城路を登ってくると突然姿を現す、本丸北壁石垣
仙台城 懸造跡2
本丸の大広間跡の近くに立つ、伊達政宗騎馬像
仙台城 懸造跡3
蛇行する広瀬川を見下ろせる東側の崖の上にあった、懸造跡の説明板
仙台城 懸造跡4
大手門跡と、昭和42年に再建された脇櫓
PHOTO BY OLYMPUS E-620, DEC. 2016

古文書・古画に見る懸造り

『仙台城及び江戸上屋敷主要建物姿絵図』 (本丸懸造部分)

城郭図
仙台城 懸造跡・城郭図1
この図を懸造りがあった当時を想定していうと、広瀬川が巾着袋のように蛇行しているところを、 上空から真西を向いて見た構図になる。 これだけ精巧な図が残っているなら、復元するのも問題ないだろう。

『仙台城下絵図』 (本丸部分)

城郭図
寛文4(1664)年 制作
仙台城 懸造跡・城郭図2
この図は上が南で下が北になるが、大手門跡の方から登ってきた場合、 詰門から入るので、この通りの向き(配置)になる。 図からもわかる通り、敷地には余裕があるようだが、わざわざ崖に懸かるように建てているのは、 眺望を活かして賓客をもてなすのにも使われたためらしい。