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長久寺
毘沙門堂

長久寺 毘沙門堂
正式名称/別称ふもんざん じょうしんいん ちょうきゅうじ びしゃもんどう
普門山 常心院 長久寺 毘沙門堂
規模
★★☆☆☆
斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行五間 梁間五間 貫二段 懸崖型
上屋部:木造 入母屋造り 桟瓦葺き 桁行三間 梁間三間 勾欄付廻縁
文化的価値
★★☆☆☆
創建年代不明
宗教的価値
★★★☆☆
開創:善応僧都
本尊:毘沙門天
びわ湖百八霊場 第五十七番
近江湖東二十七名刹霊場 第四番
秘境度
★★☆☆☆
山道なし 石段あり
〒522-0086
滋賀県彦根市後三条59
JR琵琶湖線彦根駅徒歩約20分
眺望
★★★★☆
北西面よりほぼ三面、彦根市街地が見渡せる
ひこにゃんで一躍有名になった、国宝天守の彦根城。その城下町の一角、小高い山の千鳥ヶ丘公園の麓に長久寺(ちょうきゅうじ)がある。境内にいくつかの堂宇が立ち並ぶが、そのうちの一つ毘沙門堂は、Webで見つけた写真からすると明らかに山の斜面に接するよう建っていた。誰も懸造りとは語っていなかったが、今回の現地調査の結果、当サイトで初めて懸造りと認定しよう。
長久寺 毘沙門堂1
堂宇の左手が斜面に迫り出して懸造りになっていた
長久寺 毘沙門堂2
廻縁からは彦根の城下町を見下ろせるのだが、 肝心の国宝天守はギリギリ見えなかった
長久寺 毘沙門堂3
懸造りの内側を覗き込むと、近年補強されたらしい柱や貫が大量にあった
長久寺 毘沙門堂4
毘沙門堂の入母屋屋根の下に鐘楼があり、更にその下に虚空蔵堂が並ぶ
PHOTO BY OLYMPUS E-620, NOV. 2018