白山社大洞権現 拝殿
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正式名称/別称 | はくさんしゃおおほらごんげん/はくさんじんじゃ はいでん
白山社大洞権現/白山神社 拝殿 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行八間 梁間なし 貫なし
上屋部:木造 切妻造り 桟瓦葺き(左側)、鉄板葺き(右側) 桁行五間 梁間二間 |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 筑北村指定有形文化財
寛政元(1789)年 建立 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 祭神:白山権現、大洞権現 |
秘境度 ★★★★★ | 山道あり 石段あり
長野県東筑摩郡筑北村東条竹之下
JR篠ノ井線西条駅より徒歩約20分 |
眺望 ★☆☆☆☆ | 正面の神楽殿と林ぐらいしか見えない |
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長野県には千曲川流域に懸造りが多く存在していて、これまでにも頻繁に訪れてきたが、松本近辺の中信(ちゅうしん)地方は空白地帯だと思っていた。ところが、松本−長野間、松本−上田間の山間部にも個性的な懸造りがいくつもあった。
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JR西条駅付近から篠ノ井線を横切って東へ少し行くと、山の麓に白山神社と書かれた鳥居があり、ここが白山社大洞権現の入口だった
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鳥居から先は石段とつづら折りの山道になって、10分ほど登ると赤い屋根の拝殿が見えてきた
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拝殿は背後に岩を従えた斜面に建ち、前面の束柱だけが平地に接しているので、一応は懸造りと呼べるか...
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この角度からなら、まあなんとか納得できそう
そしてすぐ右手には神楽殿もある
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白山社大洞権現 神楽殿
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正式名称/別称 | はくさんしゃおおほらごんげん/はくさんじんじゃ かぐらでん
白山社大洞権現/白山神社 神楽殿 |
規模 ★★☆☆☆ | 斜面部:整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行四間 梁間二間 貫二段 筋交あり
上屋部:木造 寄棟造り 鉄板葺き 桁行五間 梁間三間 筋交あり |
文化的価値 ★☆☆☆☆ | 昭和15(1940)年 建立 |
宗教的価値 ★★☆☆☆ | 神社付属施設 |
秘境度 ★★★★★ | 山道あり 石段あり
長野県東筑摩郡筑北村東条竹之下
JR篠ノ井線西条駅より徒歩約20分 |
眺望 ★☆☆☆☆ | 正面の拝殿と林ぐらいしか見えない |
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神楽殿も石垣からニ間分、斜面側へ迫り出している
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四方吹き抜けの上屋は眺めが良さそうと思いきや、藪と林で眺望が全然ない
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床下を覗き込んで、なんとか懸造りの構造を確認できた
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拝殿と神楽殿がこんなに近距離で向かい合っているのは珍しい
右手の拝殿には白山社と大洞社の賽銭箱があるのだが、人の背よりも高い位置にあるので、トスするように賽銭を投げるしかない
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, MAR. 2019
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