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岩州の薬師堂
岩州の薬師堂
正式名称/別称いわすのやくしどう
岩州の薬師堂
規模 ★★☆☆☆斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 桁行一間 梁間二間 貫一段 投入型
上屋部:木造 切妻造り 板葺き 桁行一間 梁間三間
文化的価値 ★★☆☆☆生坂村指定文化財
元禄11(1698)年 建立?
寛政6(1794)年 再建
宗教的価値 ★★☆☆☆本尊:薬師如来
秘境度 ★★★★★岩州公園
山道あり 石段あり
長野県東筑摩郡生坂村小立野入
眺望 ★★☆☆☆眼下に「悪魔の口」などの奇岩群と、公園内の林が見渡せる
曇野市と生坂村にまたがって岩州(いわす)という公園が広がっている。 公園といっても完全に山の中で、奇岩群を楽しめるトレッキングコースと言った方がよいだろう。 ここに薬師堂という懸造りがあるのを知っていたが、そこへたどり着くためには、 秘境度五つ星の中でも最難関のコースが待ち構えていた。
PHOTO BY OLYMPUS E-620
APR. 2019
岩州の薬師堂1
細い林道の終点に岩州公園の入口がある
かなり昔に立てられた地図があるが、字が擦れていてほぼ読めない
鳥居は右手奥にある山の神への参道で、奇岩散策のメインルートは鳥居の左手から下る山道だった
岩州の薬師堂2
登山道の途中に見どころを示した標識もあるのだが、方向も距離も不明で、 鉄柱から外れて地面に落ちていたりもするので、 どう行けばそこへたどり着けるのかさっぱりわからない
岩州の薬師堂3
「薬師堂入口」の分岐点から獣道のようなところを下り&上りを繰り返して、 ようやく白い奇岩地帯に到着!
いきなり姿を現したのが「悪魔の口」と呼ばれる、高さ2〜3mの奇妙な大岩
岩州の薬師堂4
その脇の荒々しい岩肌に、黒くて小さなお堂がはめ込まれている
これこそが目指した薬師堂で、おどろおどろしい周りの岩と妙にマッチしている
岩州の薬師堂5
この虚弱な姿と周りの地形の険しさから、当サイトでは「信州の投入堂」に認定する!
岩州の薬師堂6
連子窓が懸造りのお堂に使われるのはとても珍しい
昔話に出てくる怖い山姥が住んでいるのは、きっとこんな小屋なんだろうな、と想像力を掻き立てられる

岩州公園
山の神 神楽殿
岩州公園 山の神 神楽殿
正式名称/別称いわすこうえん やまのかみ かぐらでん
岩州公園 山の神 神楽殿
規模 ★★☆☆☆斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行十間 梁間五間 貫三段 筋交あり
上屋部:木造 寄棟造り 鉄板葺き 桁行十間 梁間五間 筋交あり
文化的価値 ★★☆☆☆創建年代不明
宗教的価値 ★★☆☆☆神社付属施設
秘境度 ★★★★★岩州公園
山道あり 石段なし
長野県安曇野市明科東川手
眺望 ★★☆☆☆正面の山の神の小堂と、公園内の林が見渡せる
岩州公園 山の神 神楽殿
公園入口の鳥居から斜面を登った先は、開けた境内になっていて、山の神の小さなお堂とそれに相対して建つ神楽殿があるだけだった
岩州公園 山の神 神楽殿
この中信地方の特徴とも言えそうなのが、この神楽殿の様式だ
下りの斜面が後背部に来るようにして、上屋から一体化した懸造りの柱で建物全体を支えている