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弘法大師堂

弘法大師堂
正式名称/別称こうぼうだいしどう/こうぼうどう
弘法大師堂/弘法堂
規模
★★☆☆☆
斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 朱塗り 桁行六間 梁間?間 貫三段 懸崖型
上屋部:木造 朱塗り 切妻造り 鉄板葺き 桁行三間 梁間二間 勾欄付廻縁 立入禁止
文化的価値
★★☆☆☆
天保2(1831)年 建立
明治30(1897)年 修理
昭和4(1929)年 修理
宗教的価値
★★★☆☆
本尊:不明
秘境度
★★★★★
山道あり
〒386-0411
長野県上田市生田
眺望
★★★★☆
北面よりほぼ三面、千曲川や上田市街が見渡せるのだろう
以前、上田地域の懸造りをめぐった際、国道18号線から千曲川対岸の崖に赤いお堂を見つけてずっと気になっていた。その後の調べで、弘法大師堂(こうぼうだいしどう)という名前だけ分かったのだが、そこへの行き方がどうにも分からない。せっかく近くまで来たので、実地調査を敢行した。
弘法大師堂1
地図上で確認した限りでは、 近年開通したらしい生田トンネルの直上にお堂があったので、旧道側から上を眺めた
弘法大師堂2
登り口を見つけられなかったので、仕方なく対岸へ回り込んで全景を確認した
登るならどの辺からか、おおよその地形は把握できた
弘法大師堂3
ここは千曲川と神川(かんがわ)の合流地点
神川といえば、1585年の第一次上田合戦で真田軍が徳川軍を鉄砲水で撃退したところ
弘法大師堂4
北陸新幹線の佐久平−上田間でトンネルを抜けた直後に、千曲川を渡る上田ハープ橋
たぶん弘法大師堂からも見下ろせるはず
PHOTO BY OLYMPUS E-620, APR. 2019