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達谷窟毘沙門堂

達谷窟毘沙門堂
正式名称/別称べっとう たっこくせいこうじ びしゃもんどう
別當 達谷西光寺 毘沙門堂
規模
★★★☆☆
斜面部:整地基壇(石垣) 岩屋あり
懸造り部:木造 朱塗り 桁行十間 梁間五間 貫二段 外側階段あり(二つ)
上屋部:木造 朱塗り 寄棟造り 銅板葺き 桁行九間 梁間三間 勾欄付廻縁
文化的価値
★★★★☆
史跡
延暦20(801)年 創建
延徳2(1490)年 大火で焼失
慶長20(1615)年 再建
昭和21(1946)年 火災で焼失
昭和36(1961)年 再建(五代目)
伊達系
宗教的価値
★★☆☆☆
本尊:毘沙門天
創建:坂上田村麻呂
準清水系
秘境度
★★★★☆
山道なし 石段あり
〒029-4102
岩手県西磐井郡平泉町字北沢16
JR東北本線平泉駅からタクシー約10分
眺望
★★★☆☆
東南面よりほぼ三面、境内の蝦蟆ケ池や辯天堂が見渡せる
世界遺産の中尊寺、毛越寺から南西に少し離れた農村部にある、達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)。征夷大将軍、坂上田村麻呂による蝦夷征伐で、この地に立てこもった悪路王を討ったことを機に創建された。

達谷窟毘沙門堂1

達谷街道沿いの寺務所から、三連の鳥居をくぐって境内へ進む

達谷窟毘沙門堂2

岩がむき出しの絶壁の下に潜り込むように毘沙門堂が立っている

達谷窟毘沙門堂3

階段で上がったお堂から見下ろす辯天堂

達谷窟毘沙門堂4

堂内の天井の一部にも、岩が露出している

達谷窟毘沙門堂5

出口の階段の途中から、お堂下の懸造り部を覗き込む
朱色の木組みが見事!

達谷窟毘沙門堂6

絶壁に掘られた岩面大佛があったりと、狭い境内でも見どころが多い
PHOTO BY CANON EOS-RP, NOV. 2021