根津神社 乙女稲荷
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正式名称/別称 | ねづじんじゃ けいだいしゃ おとめいなりじんじゃ/あないなり
根津神社 境内社 乙女稲荷神社/穴稲荷 |
規模 ★★☆☆☆ | 斜面部:狐穴あり
懸造り部:木造 黒塗り 桁行三間 梁間一間 貫一段 懸崖型舞台型
上屋部:朱塗り 桁行三間 梁間三間 切妻造り千鳥破風付き 銅板葺き 勾欄付き舞台 |
文化的価値 ★☆☆☆☆ | 昭和31(1956)年 建立 |
宗教的価値 ★★★☆☆ | 祭神:倉稲魂命 |
秘境度 ★☆☆☆☆ | 山道なし 石段あり
〒113-0031
東京都文京区根津1-28
東京メトロ千代田線根津駅から徒歩約10分 |
眺望 ★★☆☆☆ | 東面(正面)より三面、根津神社の透塀や池、千本鳥居が見渡せる |
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根津神社(ねづじんじゃ)に参拝したのはこれで二回目。境内にある乙女稲荷(おとめいなり)が懸造りっぽいというのは知っていたのだが、初回は舞台の下の植え込みが邪魔で束柱等がよく見えなくて保留としていた。今回は綺麗に刈り込まれていて、柱も梁も貫も確認できたので、晴れて懸造り認定とする。
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小規模ながら千本鳥居があるので、人気があるようだ
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池の直前までせり出すような形の舞台は広くて解放感もある
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舞台の両側に千本鳥居も見渡せる
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御神体が祀られているのは狐穴の奥
以前から稲荷神社に懸造りが多い理由を探っているのだが、どうも狐穴の存在が関係しているらしい
お稲荷さんにとっての狐は眷属にあたるが、狐の巣(穴)は斜面上に水平に掘られるのでそれが信仰と結びつくと、
観音菩薩や不動明王と同じく岩屋に向かって拝む形となり、その前面に祈りの場を設けると懸造りになるということだろう
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PHOTO BY SONY Xperia 10 V A302SO, Jun. 2025
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