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出戸岩屋虚空蔵尊

出戸岩屋虚空蔵尊
正式名称/別称いでといわやこくうぞうそん/いわやさま
出戸岩屋虚空蔵尊/岩屋さま
規模
★☆☆☆☆
斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造 桁行四間 梁間一間 貫一段 筋交あり 投入型
上屋部:木造 桁行五間 梁間一間 勾欄付廻縁 ※御開帳日以外は立入禁止
文化的価値
★★☆☆☆
延享2(1745)年 創建
宗教的価値
★★☆☆☆
本尊:虚空蔵菩薩(西会津町指定重要文化財)
秘境度
★★★★★
山道あり 石段あり
〒969-4737
福島県耶麻郡西会津町奥川大字高陽根
眺望
★☆☆☆☆
東面(正面)よりほぼ三面、岩屋周辺の森ぐらいしか見渡せない
出戸岩屋虚空蔵尊(いでといわやこくうぞうそん)は毎年9月13日が年に一度の御開帳で、かつ参拝可能な日もそこしかないという情報を何年も前に仕入れていた。しかもこの御開帳、500年も続く伝統あるお祭りとのこと。山奥にあるため、前泊することも考えると日曜日にあたる年を待って、満を持して2026年に出かけた。

出戸岩屋虚空蔵尊1

毎年SNSで告知される観光協会にも問い合わせて、登山口と駐車場の場所を事前に確認しておいた
お祭りなので受付テントもできていて、その手前の農道の両側に路駐した

出戸岩屋虚空蔵尊2

自分でも熊鈴は持参していたが、受付で立派な鈴も借りられたのでそれを腰に下げて出発
登山口は下草が刈られた先の杉林からで、刈る前の草は人の背丈まで伸びているらしく、この日以外の入山はほぼ無理

出戸岩屋虚空蔵尊3

登山道はあるものの人の往来は少ないので、ピンクテープが巻かれた森の木々が頼り
沢や橋を越えて30分ぐらいで急斜面の下にたどり着く

出戸岩屋虚空蔵尊4

ここからは斜度50度以上はあろうかという急斜面に作られた105段の石段を登る
石が不揃いだし水平とは限らないので、転落しないよう細心の注意が必要

出戸岩屋虚空蔵尊5

登り切った先はカエルが口を開いたようなオーバーハングした岩場で、そこにお堂がはめ込まれている

出戸岩屋虚空蔵尊6

堂内は意外と広く、数人が車座に座れるほど
むき出しになった岩場の片面を縦板で塞いでお堂にしたのが、まさに修験者が籠った感じ
虚空蔵菩薩と懸造りという組み合わせは珍しいが、この日、会津柳津の圓藏寺に次いで2例目
PHOTO BY CANON EOS-RP, SEP. 2026