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松本城

松本城
別称ふかしじょう/からすじょう
深志城/烏城
立地形式平城
天守構造・形状複合連結式(天守、乾小天守、辰巳附櫓、月見櫓)、層塔型
現存天守、木造
五層五重六階
指定国宝
日本の名城100選
建築歴文禄2〜3(1593〜94)年 築城(石川氏)
寛永13(1636)年頃 辰巳附櫓、月見櫓増築(松平氏)
歴代城主石川氏、小笠原氏、先戸田氏、松平氏、堀田氏、水野氏、後戸田氏
所在地〒390-0873
長野県松本市丸の内

アルプス望んで烏の行水

お城好きの中でも、松本城が初体験という人が意外に多いが、 自分も思い返すとはじめて訪れた天守が、この松本城になる。 中学二年生のとき松本市郊外で行われたサマーキャンプに参加する際、 担任の先生に連れて行ってもらった。 当時、住んでいた長野盆地を代表する名所・観光地は「善光寺」というのを、 生まれた頃より叩き込まれていたが、松本盆地でその地位に匹敵するのは「松本城」だと知った。
その後、20年経って改めて訪れてみても、その概念は変わることはなかったが、 松本と長野の象徴であるそれぞれの国宝建築は、時にライバル視したりもするが (特に松本側からの印象として)、両市民の誇りと尊厳を強く感じた。 そんなおらが町のアピールが、お互いに相乗効果を生み出しつつ、 多くの人々の足を信州信濃へと運ばせているのだ。
松本城1
埋の橋越しに見る天守は絶好のビューポイント!
朱色と黒のコントラストが素晴らしい
松本城2
天守と乾小天守(いぬいしょうてんしゅ)の真下から見上げると、正に漆黒の造り
松本城3
天守側から乾小天守を見ると、無骨な造りが細部にまで感じられる
松本城4
緑の芝生が敷き詰められた本丸から見た天守群
松本城5
内堀から本丸に入る正門となる黒門
近年、見事に復元された
松本城6
松本城の面白さは、天守を見る角度によって、まったく異なる印象になること
松本城7
内堀から眺めた天守
烏が水場で翼を広げたようだ
化粧櫓も見える
松本城8
松本城近くにあった天守を模した古書店
お城と町が一体化している証
PHOTO BY OLYMPUS E-620, JUL. 2009