磯山弁財天
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正式名称/別称 | いそやまべんざいてん/いずるはらべんざいてん
磯山弁財天/出流原弁財天 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:自然懸崖 岩屋(風穴)あり
懸造り部:木造 朱塗り 桁行五間 梁間四間 貫五段 懸崖型 内側階段あり(木製)
上屋部:木造 朱塗り 二層入母屋造り軒唐破風付 棒銅板葺き 桁行?間 梁間?間 勾欄付廻縁 土足禁止 |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 鎌倉時代 建立 |
宗教的価値 ★★★☆☆ | 本尊:弁財天
佐野七福神 |
秘境度 ★★★★☆ | 栃木県指定天然記念物「出流原弁天池」
日本名水百選「出流原弁天池湧水」
山道なし 石段あり
栃木県佐野市出流原町2125
JR両毛線、東武佐野線佐野駅より車で約25分 |
眺望 ★★★★☆ | 南面(正面)よりほぼ三面、佐野市街が見渡せる |
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栃木市の出流山満願寺に続いてやってきた懸造りは、佐野市の磯山弁財天(いそやまべんざいてん)。別名、出流原弁財天(いずるはらべんざいてん)ともいうのだが、栃木県南西部は「出流」という地名が多いのだろうか?それはさておき、この懸造りは一風変わった点がいくつかある。弁天様といえば普通、海や池の中の島に祀られていそうなものだが、山の斜面でしかも懸造りというのが、かなりミスマッチだ。そして、その弁天堂が二層構造になっているところも非常に興味深い。
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内部を石段でくぐり抜ける門を通って、斜面を登った
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出流原弁財池を見下ろす斜面に、真っ赤なお堂が立っていた
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一層目の裏手には、弁天堂の上の階へ登る階段があった
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階段の下は板で塞がれていたけど、更に下の階へ続いていた
つまり以前は下の斜面に降りれた、
もしくは斜面の下から登ってきたということだ
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二階部分からの眺めは更に素晴らしいが、欄干が低くてちょっと危ない
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入口に戻って見上げた懸造りの弁天堂
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, SEP. 2009
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