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文殊仙寺
奥の院

文殊仙寺 奥の院
正式名称/別称がびさん もんじゅせんじ ほんでんおくのいんもんじゅどう
峨眉山 文殊仙寺 本殿奥之院文殊堂
規模
★★★☆☆
斜面部:整地基壇(石垣) 岩屋あり
懸造り部:木造 桁行七間 梁間三間 貫二段 懸崖型
上屋部:木造 入母屋造り 銅板葺き 桁行五間 梁間三間 勾欄付廻縁
文化的価値
★★☆☆☆
大分県指定史跡
創建年代不明
宗教的価値
★★★☆☆
本尊:文殊菩薩
開基:役小角(仁聞とも)
日本三大文殊/日本三文殊札所(霊場) 第三番
国東六郷満山霊場/国東半島三十三霊場 第十三番
九州三十六不動 第四番
秘境度
★★★★★
瀬戸内海国立公園
大分県指定天然記念物「文殊仙寺の自然林」
21世紀に残したい日本の自然100選「文殊仙寺の自然林」
山道なし 石段あり
〒873-0356
大分県国東市国東町大恩寺2432
眺望
★☆☆☆☆
南面よりほぼ三面、目の前の林や石段ぐらいしか見えない
両子寺と同じ国東半島にある文殊仙寺(もんじゅせんじ)を目指そうと地図を見ると、目と鼻の先のように思えたのだが、直線的に向かう道路が閉鎖されていたので、迂回ルートをたどる羽目に。国東半島は中心部から全ての方角へ放射状に道路が延びているので、その一つを通って一旦海側へ向かい、また途中から折り返して再度中心部へ向かうという、ものすごい遠回りになってしまった。
文殊仙寺 奥の院1
文殊仙寺も両子寺と同じく石段と仁王像が有名で、 その石段を登り詰めた最後に待ち構えてくれたのが、この十六羅漢像
文殊仙寺 奥の院2
その十六羅漢像の視線の先にもあるのが本殿奥之院文殊堂
ここも切り立った崖の内側に、お堂の一部が潜り込んでいる
文殊仙寺 奥の院3
訪れたときはちょうど十二年に一度の御開帳で、 岩屋の奥に安置されているご本尊を拝めたり、知恵の水を頂戴した
文殊仙寺 奥の院4
その御開帳のため、奥の院の懸造り部分に紅白幕が掛けられてしまっていた!
風で幕がめくれあがった瞬間に、懸造りの証拠写真を収めた
PHOTO BY OLYMPUS E-620, NOV. 2011

古文書・古画に見る懸造り

タイトル不明 (部分拡大)

作者不明
制作年代不明
文殊仙寺 奥の院・古画
平成23年の御開帳時のパンフレットに載っていた境内図。切り立った背後の山と、一直線に延びた石段の先にある懸造りがよく表されている。本堂裏の岩は、その名も「文殊岩」というのが分かった。