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つくば松実高校 体育館
つくば松実高校 体育館
正式名称/別称とうほうがくえんつくばまつみこうとうがっこう たいいくかん
東豊学園つくば松実高等学校 体育館
規模 ★★★★☆斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行八間 梁間七間 貫三段
上屋部:木造 二階切妻造り カラーステンレス板瓦棒葺き及び平葺き 土足禁止
文化的価値 ★☆☆☆☆昭和62(1987)年 建築
宗教的価値 ★☆☆☆☆なし
秘境度 ★★☆☆☆山道なし 石段あり
茨城県つくば市大字筑波字西沢
眺望 ★★☆☆☆不明(南面よりつくば市街、関東平野が見渡せるのだろう)
波山梅林から東へ数百メートル、筑波山神社の鳥居をくぐったすぐの山麓にも近代建築の懸造りがあった。おそらく体育館が木造の懸造りという工法は前代未聞だろう。もともとは、つくば市立筑波第一小学校の総木造体育館として建てられたのが、紆余曲折を経て現在は、通信制のつくば松実高校として使われている。
PHOTO BY OLYMPUS E-620
MAR. 2012
つくば松実高校 体育館1
築30年にも満たない木造の建物だが、体育館という用途としては名建築ではないかと思う
つくば松実高校 体育館2
筑波山南面の傾斜地で岩が多いため、基礎工事が難しかったらしく、総重量的にも負担の少ない木造懸造りが選択されたようだ
つくば松実高校 体育館3
特異な建築なためか、設計・建築関係者からも注目を集め、多くの視察者が訪れたらしい
つくば松実高校 体育館4
そんな小学校の体育館にも、少子高齢化、過疎化の波が押し寄せ、平成16年度末(2005年3月)には学校の統廃合で、一旦は閉校となる
つくば松実高校 体育館5
閉校後も体育館は地域住民のイベント等に使用されたようだが、旧筑波第一小学校の跡地の有効活用と地域活性化の機運も高まっていった
つくば松実高校 体育館6
つくば市が教育特区に認定されたことから、株式会社法人の学校参入を受け入れ、東豊学園つくば松実高等学校が平成20(2008)年4月に開校した
学校体育館という本来の用途が復活した今、この木造懸造りが再び耳目を集めることを期待したい