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陸奥国一宮として知られる塩釜神社(しおがまじんじゃ)の別当だった法蓮寺(ほうれんじ)という寺院に、勝画楼(しょうがろう)という書院があった。明治の廃仏毀釈で廃寺となった後は、一時期、料亭としても使われて残っていたが、老朽化で損壊の危険性があるため、現在の所有者である塩釜神社が平成28年12月に解体することを決定した。 宮城県内に残る唯一の木造懸造りなので、愛媛県大洲市の少彦名神社 参籠殿の取り組みなどを見習って、なんとか保存してほしいものだ。 | |||||||||||||||
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東北地方の太平洋岸に残る懸造りは、東日本大震災をはじめとする巨大地震をいくつも耐え抜いてきたということ。木造懸造りの恐るべき耐震性を証明した、超貴重な存在ということである。現在の建築基準では新規に建てることはできないが、斜面を利用して、災害に備えた建物ができることを示した一例といえるだろう。
(2018年10月追記) | |||||||||||||||
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