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聖神社は断崖絶壁に空いた岩屋に埋め込まれたお堂であり、
それを眺めるための対岸というポイントがある
社殿よりも先にそちらへ向かうため、駐車場のすぐ脇の青い小屋から登山を開始
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沢のせせらぎを聴きながら、急斜面の杉林を進む
真っ赤なサワガニが足元をウロウロしていた
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登り始めて20分ほどで視界の開けたところに出た
といっても足場は安定しない急斜面のまま
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ここが聖神社の眺望ポイント「対岸」
この絶壁のアングルや岩屋に投げ込まれた感じは、まさに本家本元の
三徳山三佛寺投入堂と瓜二つ!
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対岸から一旦斜面を下り、社殿を目指す
途中、沢を横切る吊り橋やトンネルもあるが、
この辺りが苔に覆われた巨岩もゴロゴロしていて一番の難所だった
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鎖場やちょっと頼りない木製の梯子を伝いつつ、
ようやく頭上に先ほど目にした聖神社が見えてきた!
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ここに来ても、まだまだ足場が相当に狭い
建物自体は懸造り部分も最低限の構造になっていて、
切妻屋根の山小屋といった感じだ
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それでも内部は意外と広々としている
神社なのに祭神が何故か不動明王
修験の地でもなさそうだし、沢や滝が多いからなのかな?
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絶壁にくり抜かれた岩屋もかなりの広さ
三佛寺を知っている人が見たら、お堂を投げ入れたくなるに違いない
にしても、よくこんなところ見つけたなと感心してしまう
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参拝を終えて杉林の急斜面を下りてくると、木製の鳥居があった
ここから枝分かれして対岸にも行けるようだが、登りの険しさを思うと、
青い小屋ルートで先に行っておいて良かった
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PHOTO BY OLYMPUS E-620, MAY 2017
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