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競秀峰
妙見窟

競秀峰 妙見窟
正式名称/別称きょうしゅうほう みょうけんくつ/みょうけんどう
競秀峰 妙見窟/妙見堂
規模
★☆☆☆☆
斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部(妙見堂):木造 桁行二間 梁間二間 貫一段 投入型
上屋部(妙見堂):木造 一間社流造り 銅板葺き 勾欄付廻縁
懸造り部(舞台):木造 桁行四間 梁間二間 貫なし 筋交あり 勾欄付 投入型舞台型
文化的価値
★★★☆☆
日本遺産
大分県指定文化財
創建年代不明
宗教的価値
★★☆☆☆
本尊:妙見菩薩
秘境度
★★★★★
耶馬日田英彦山国定公園
耶馬溪六十六景 第六景
競秀峰探勝道
山道あり 石段あり
〒871-0202
大分県中津市本耶馬溪町曽木
眺望
★☆☆☆☆
南面よりほぼ三面、妙見窟内部や目の前の林ぐらいしか見渡せない
耶馬溪(やばけい)といえば、羅漢寺にある懸造りを7年前に訪れたのだが、その後の調査で、近くに他にも小さな懸造りをいくつか発見したので、再びやってきた。まず最初に、競秀峰(きょうしゅうほう)という切り立った岩場に隠れた妙見堂を目指した。
競秀峰 妙見窟1
本耶馬溪一番の名所、青の洞門
山国川の右岸の岩に、江戸時代に禅海和尚が掘り抜いたトンネルがある
競秀峰 妙見窟2
駐車場から分け入る競秀峰探勝道
一歩踏み込むとジャングルのような様相を呈してくる
競秀峰 妙見窟3
15分ほど登ると、突然、広々とした岩屋の妙見窟が見えてきた
上屋のない舞台と、妙見堂の二つの懸造りがある
競秀峰 妙見窟4
舞台より少し左手の上側、岩屋に覆われたところに小さな妙見堂がある
競秀峰 妙見窟5
妙見堂から、下の舞台を含めた洞窟全体の眺め
競秀峰 妙見窟6
緩やかなオーバーハングの岩屋が印象的
探勝道はこの先にも続き、更に難所が待っている
PHOTO BY OLYMPUS E-620, SEP. 2018