HOME 懸造りコレクション 懸造り一覧(都道府県別) 懸造り一覧(宗教別)
懸造り訪問履歴 懸造りランキング 懸造り用語集 古文書・古画集
真田氏と懸造り 掲示板 参考文献、リンク集 更新履歴
番外編:仏塔 番外編:さざえ堂 番外編:天守 番外編:湯屋

刈谷沢神明宮
神楽殿

刈谷沢神明宮 神楽殿
正式名称/別称かりやさわしんめいぐう かぐらでん
刈谷沢神明宮 神楽殿
規模
★★★☆☆
斜面部:自然懸崖
懸造り部:木造 桁行六間 梁間一間 貫二段 筋交あり
上屋部:木造 寄棟造り 鉄板葺き 桁行五間 梁間五間 筋交あり
文化的価値
★★☆☆☆
享保2(1717)年 建立
昭和58(1983)年 修理
宗教的価値
★★☆☆☆
神社付属施設
秘境度
★★★★☆
山道なし 石段あり
長野県東筑摩郡筑北村刈谷沢
JR篠ノ井線坂北駅より徒歩約30分
眺望
★★☆☆☆
北面(正面)より四面、境内や下の駐車場などが見渡せる
白山社大洞権現から車で田園地帯を抜けて10分程度、すぐ近くの別の沢沿いに刈谷沢神明宮があった。杉の木が林立してきて、雰囲気の良さそうな神社だなと思いながら道を進むと、巨大なクロスの懸造りの真下が駐車場だった。

刈谷沢神明宮 神楽殿1

この地域や小諸・佐久の東信地方では、 何故か四方吹き抜けの神楽殿を斜面や崖に懸ける例が多い

刈谷沢神明宮 神楽殿2

刈谷沢神明宮の拝殿
本殿はもちろん神明造りだし、境内の他の社殿も切妻が多い

刈谷沢神明宮 神楽殿3

神楽殿の床下は斜度はきつくないが、れっきとした崖
束柱には貫穴が見えたので、かつては更に二段の貫があったようだ

刈谷沢神明宮 神楽殿4

二本の杉の巨木に挟まれるようにして建てられている
上屋も筋交が目立つので、倒壊の危機が過去に何度かあったのかな?
PHOTO BY OLYMPUS E-620, MAR. 2019