報恩寺(善光寺) 岩屋観音堂
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| 正式名称/別称 | じょうかくざん ほうおんじ/きしゅうぜんこうじ おくのいんいわやかんのんどう
浄覚山 報恩寺/紀州善光寺 奥の院岩屋観音堂 |
規模 ★★★☆☆ | 斜面部:自然懸崖 岩屋あり
懸造り部:木造(一部鉄骨造) 桁行五間 梁間二間 貫三段 懸崖型
上屋部:木造 寄棟造り 銅板葺き 桁行三間 梁間四間 勾欄付き廻縁 渡り廊下あり |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 創建年代不明 |
宗教的価値 ★★★☆☆ | 本尊:十一面観世音菩薩
近西国三十三観音札所(霊場) 第十八番
境内内の西国三十三ヶ所
善光寺系 |
秘境度 ★★★☆☆ | 山道あり 石段あり
〒646-0216
和歌山県田辺市下三栖1424 |
眺望 ★☆☆☆☆ | 南面よりほぼ三面、周囲の森林ぐらいしか見渡せない |
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初上陸となる和歌山県の懸造りは南紀白浜付近に集中していたので、東京からは飛行機でひとっ飛びで2泊3日ぐらいで行けるだろうと思っていた。それが他の地域にもどんどん見つかったり、熊野三山詣でもしようとプランが膨らみ、県内を縦断する3泊4日ツアーになった。まず最初は、通称:紀州善光寺とも呼ばれる報恩寺(ほうおんじ)を訪れた。
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駐車場にあった境内図をよく見ておいたのだが、岩屋観音堂への山道がわかりにくくて迷った
この「左おくのいん」と書かれた道標石には完全に惑わされた
直進とは別の左に折れる尾根道があったので最初そちらに進んでしまったが、目指すは崖下だと思い出し、ここまで引き返した
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ルートを修正してようやく到着した岩屋観音堂
崖下にある懸造りは、山道を下ってたどり着く例もあるので(岩州の薬師堂など)、下るのは間違いと思い込んではいけない
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下が鉄骨の渡り廊下もあって、これを伝って岩屋観音堂に近づく
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直上の崖は非常に複雑で、いくつかの岩穴に仏も祭られている
よくもこんなところを見つけたなと、山岳仏教の執念のようなものを感じた
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PHOTO BY CANON EOS-RP, SEP. 2025
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