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小石川後楽園
清水観音堂跡
小石川後楽園 清水観音堂跡
※復元模型
正式名称/別称こいしかわこうらくえん きよみずかんのんどうあと
小石川後楽園 清水観音堂跡
規模 ☆☆☆☆☆※説明板に付けられていた「観音堂」図等より、当時の様子を以下に記述
斜面部:自然懸崖、一部整地基壇(石垣)
懸造り部:木造 桁行二間 梁間一間 貫二段 懸崖型舞台型
上屋部:木造 入母屋造り唐破風付 銅板葺き 桁行三間 梁間一間 朱塗り勾欄付廻縁
文化的価値 ☆☆☆☆☆特別史跡
特別名勝
東京都立文化財庭園
17世紀前半 創建
大正12(1923)年 関東大震災で焼失
宗教的価値 ☆☆☆☆☆本尊:千手観世音菩薩だったと思われる
清水系
秘境度 ☆☆☆☆☆山道なし 石段あり
〒112-0004
東京都文京区後楽1-6-6
都営地下鉄大江戸線飯田橋駅より徒歩約3分
眺望 ☆☆☆☆☆南面よりほぼ三面、庭園内の通天橋や大堰川を見渡せたのだろう
職して初めて東京に住んだ場所が、文京区の小石川だった。 小石川という地名が付く名所といえば後楽園なのだろうが、当時は興味がなく訪れたことはなかった。 その後引っ越ししてしまったが、懸造りに興味をもってから、現存はしないものの、 ここに懸造りの跡があると知ったので、桜の時期にあわせて、初めて散策してみた。
PHOTO BY OLYMPUS E-620
APR. 2017
小石川後楽園 清水観音堂跡1
貸切の集会場になっている涵徳亭(かんとくてい)
建物の一部が園内の池に迫り出して、懸造りになっている
木造 桁行三間 梁間なし 貫二段
小石川後楽園 清水観音堂跡2
京都の名所を模した渡月橋や大堰川が庭園内にある
小石川後楽園 清水観音堂跡3
木々に覆われた岩場のエリアに入ってくると、石垣でできた展望台のようなポイントが見えてくる
小石川後楽園 清水観音堂跡4
これが、かつて清水観音堂が建てられていた跡だった
柱がはまっていたと思われる礎石も確認できる
小石川後楽園 清水観音堂跡5
石垣の直下から懸造りのあった方向を見上げる
ワザとなのか、ここだけ荒々しく、乱雑に岩が転がっている
小石川後楽園 清水観音堂跡6
都心のど真ん中にこんな雄大な庭園が広がっているとは、周りのビル群からはとても想像できなかった
特別史跡と特別名勝の肩書をダブルで持つところは、全国的にも非常に稀らしい
古文書・古画に見る懸造り
小石川後楽園 清水観音堂跡・古図

『観音堂』 (部分拡大)

清水観音堂跡の脇に立つ説明板に古図が付けられていて、当時の姿を偲ぶことができる。 京都の清水寺を模して建てられたと書いてあったので、当サイトでは「清水系」に属することとする。
この図を見るに、懸造りの上は何もない舞台になっていて、観音堂は石垣地盤の上に立っていたようだ。 岩出観音赤城神社と同じような感じかな。