|
|
山門をくぐり、両脇に苔が敷き詰められた参道を進んでいくと、
突然、左手に荒々しい岩場が現れた
|
|
ここを奇岩遊仙境といい、岩に刻まれた石段を通って斜面の中にも入れる
対面には、展望台と鎮守堂も見えた
|
|
|
那谷寺の本堂にあたる大悲閣を見ると、
確かに赤瀬那殿観音はよく似た造りなのだと思えた
|
|
さすが重要文化財というべきか、欄間にはきめ細かい彫刻がたくさん彫られていた
廻縁の勾欄が低過すぎると、雰囲気を損なう鉄製の手すりが付属される例が多いが、
ここは木製でよかった
|
|
ここも岩屋の中に本尊が安置された本殿があり、胎内くぐりになっている
本堂から出る際の順路は、岩をくり抜いたトンネルになっていた
|
|
もう一つ重要文化財に指定された三重塔もあった
かなり小規模な塔だが、よく見ると丁寧に造り込まれているのがわかった
|
|
|
三重塔前から鉄筋コンクリートで造られた楓月橋(ふうげつきょう)から延びており、
その終点に展望台と鎮守堂(ちんじゅどう)があった
|
|
|
鎮守堂は、先に回った奇岩遊仙境を目の前に見下ろせる絶好のポイントだった
|
|
PHOTO BY OLYMPUS E-620, SEP. 2015
|