会津さざえ堂
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正式名称/別称 | あいづいいもりさん きゅうしょうそうじ えんつうさんそうどう
会津飯盛山 旧正宗寺 円通三匝堂 |
二重螺旋 | ○ | 上り:右回り 下り:左回り |
一方通行 | ○ | 入口:正面 出口:裏 |
百観音 | △ | 元は西国三十三観音像
現在は皇朝二十四孝(会津藩道徳教本)の絵額 |
構造・形状 | | 木造 六角宝形造り 二層で間は螺旋スロープ 太鼓橋あり |
所在地 | | 〒965-0003
福島県会津若松市一箕町大字八幡滝沢155 |
指定 | | 日本三大さざえ堂
重要文化財
奇想遺産
日本木造遺産 |
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現存するさざえ堂の中でも最も有名で、その奇抜な造りから、奇想遺産とも名建築ともいわれているのが、福島県会津若松市にある会津さざえ堂である。現在は廃寺になった正宗寺に、高さ約16mの六角二層から成る奇妙極まりない建物が残っている。難解な名称だが、名は体を表す通り、「円通」は螺旋状に通り、「三匝」は三周するお堂という意味である。寛政8(1796)年、郁堂(いくどう)という和尚が考案し、建立したと伝えられる。特徴的なのは、二層から成る堂内を階段を使うことなく昇降でき、かつ、その通路は一方通行で、入口と出口が異なるという複雑な構造を、木造で建築したという点である。
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唐破風の下に奇妙な彫刻も出迎えてくれる、さざえ堂の入口
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右回りの螺旋状に木造のスロープを上っていく
中にはかつて西国三十三観音像が安置されており、
上って下りてくれば全て巡礼できるという仕掛けだった
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この天井の上には、左回りの下りの通路がある
つまり、上りと下りは専用のルートで一方通行になっているということ
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外から見たさざえ堂
じっと眺めていると、傾いて立っているような感覚に陥ってしまうところが正に奇妙!
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PHOTO BY FUJIFILM FinePix F30, NOV. 2007
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