金蔵寺 弁天堂
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正式名称/別称 | せいりんざん ぶつじょういん こんぞうじ(ひよしふどうそん) べんてんどう
清林山 佛乗院 金蔵寺(日吉不動尊) 辨天堂 |
規模 ★☆☆☆☆ | 斜面部:聖地基壇(石垣、石段)
懸造り部:木造 朱塗り 桁行一間 梁間三間 貫三段
上屋部:木造 朱塗り 宝形造り唐破風付 銅板葺き 桁行二間 梁間二間 勾欄付廻縁 |
文化的価値 ★★☆☆☆ | 創建年代不明 |
宗教的価値 ★★★☆☆ | 本尊:弁財天
関東三十六不動霊場 第五番
武相二十八不動尊霊場 第八番
准秩父三十四観音霊場 第三番
横浜七福神 寿老人
日吉系 |
秘境度 ★☆☆☆☆ | 山道なし 石段あり
〒223-0062
神奈川県横浜市港北区日吉本町2-41-2
横浜市営地下鉄グリーンライン日吉本町駅より徒歩約10分 |
眺望 ★★☆☆☆ | 南面(正面)よりほぼ三面、境内の庭園や墓地が見渡せる |
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SNSで「これって懸造り?」というポストを連続で見かけて、これは行かねば!と思い立って参拝したのが、横浜にある金蔵寺 弁天堂(こんぞうじ べんてんどう)。結論からいうと懸造りで問題なく、これで神奈川県に待望の古刹の木造懸造り登場となった。
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境内に足を一歩踏み入れると、既になんだか独特な雰囲気が漂う
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本堂を左手に回り込むと正面に見えてきたのが、極彩色の彫刻が目立つ弁天堂
三猿や龍の天井画などから、日光東照宮を彷彿とさせる
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お堂の下を石段でくぐり抜け、180°ターンしてお堂に上がる
片側の脚柱だけが懸かっているのは、広島・尾道の千光寺、埼玉・越生の慈雲閣、薬師堂山門と同じ様式
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弁天堂のすぐ裏が険しい山になっているので、ちょっと変則的な造りでも、斜面の立地で間違いない
地名の由来にもなった当寺の別名日吉不動尊から、懸造り流派は日吉系とする
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PHOTO BY CANON EOS-RP, SEP. 2025
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